2019年11月09日

令和元年11月9日『天智天皇ゆかりの大津宮跡を訪ね渡来人の郷を巡る』報告

湖西線の北部で動物と列車の衝突による最大50分も遅れが発生し、大阪からの参加の方から遅れるとの連絡があり、対応を考えていたが、時間通り46名がJR大津京駅に集合。 二班に分かれて巡ることになった。
コースJ
R大津京駅(集合)→近江大津宮跡(内裏南門跡、回廊跡、正殿跡、柵跡など)→ 皇子山古墳 → 近江神宮(昼食) → 南滋賀町廃寺跡 → 百穴古墳群 → 志賀の大仏→ 崇福寺跡 →桐畑古墳(熊ケ谷古墳群)→古墳公園(太鼓塚古墳群)→ 滋賀里駅(解散)

会長挨拶のあと、リーダーから本日の予定についてリーダーから説明があった。 写真は大津京駅での様子。

最初は大津宮の史跡第4地点。前の組のとの時間差調整の為、少し長めの中大兄皇子が大津宮へ遷都した背景についての説明を聞く参加の皆さん。

大津宮史跡第2地点で大津宮の大きさ、第2地点の場所について詳しい説明を聞く参加の皆さん。

大津宮史跡第3地点

皇子山古墳へ、1号古墳の前方後方墳長さ60mもありこの地方では大きい方。前期古墳時代のものであり、大和朝廷の影響を受けていないとみられる。

近江神宮では七五三のお参りに来ている可愛い子供たちもいて心が和んだ。
近江神宮にある時計についての説明を聞く参加の方々。 3種類の時計があって興味深い。


昼食前の集合写真 一班


昼食前の集合写真 二班


皇子山古墳に登ってチョット疲れた方にとってちょうどいい休憩となった様子。
12時40分に出発し、天智天皇の百人一首にある歌の歌碑の前、『ちはやぶる』で人気の百人一首のメッカ「近江勧学館」の前を通り、東海道遊歩道を使って南滋賀町廃寺へ。

近くから発掘された瓦に「錦」の文字がり、錦織氏の菩提寺の可能性もある。
東海道遊歩道を通って、渡来人の墓である百穴古墳へ。

ここでガイド交代。
志賀の大仏(だいぶつ、おおぼとけではなく『おぼとけ』)ここでは参加の方から教えていただいたことも交えて説明。

崇福寺跡 南尾根の史跡は桓武天皇が建てられた梵釈寺の可能性が高いとの説明をさせてもらった。 これからが最高の紅葉の季節になると実感。

国宝舎利容器が塔の心礎から発掘され、塔、小金堂があった崇福寺中尾根の遺跡、弥勒堂跡等の建物があった北尾根へ。中尾根、北尾根ではイノシシが地面を掘った跡があった。 北尾根を下りたところにある 金仙滝。

桐畑古墳。 ここではお寺の住職さんからなぜ桐畑古墳なのかの説明を詳しく受けることができた。

発掘が進み古墳自体はほとんど残っていない太鼓塚古墳群の説明後、志賀八幡神社で解散。 

参加の方々は恵まれた天候、コース、説明に満足された様子だった。
中には、300人もの人を率いるガイドさんや、地元で地域に詳しい人、山城に興味のある人、2度目以上の参加の人も多く、緊張の連続だった。 参加の方々が次回の歴史探訪に来られることを強く期待。


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                            文責 山本  


Posted by シニアサロン大津~おやじのたまり場~ at 22:33Comments(0)旧・ポランティアガイド